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伊藤直也さんへのお手紙

直也さんへ

「俺がいなくてもいずれはてなに来てたんですよ」
そうかもしれません。でも、あのとき直也さんがきっかけではてなを始めたことが、hatena id:lovecall の原点なのです。

初めてお会いした日、直也さんのインタビュー記事が載っている本を持参したことを覚えていますか?
いつかお会いできる日が来たら、書店でたまたま手にして私をはてなへと導いたこの本を持って、直也さんにお礼を言おうとずっと決めていました。
その夢が意外と早くかなってしまい、直也さん以上に会いたいエンジニアさんがいなかった私は、もうすっかり満足して”ギークなお姉さん(完)”という心境になってしまいました。ここだけの話。

こんな風に手放しで称賛しまくると、微妙な表情で苦笑する直也さんが目に浮かんできます。
「直也の直は素直の直!」とどさくさにまぎれて主張していましたが、私は知っています。「naoya の na は naive(ナイーブ)の na!!」であると。

多くのエンジニアがあこがれる実力と名声を手にしながら、多くのエンジニアと同じように、いえそれ以上に敏感に、自分が作ったはてブのコメントに傷ついたり一喜一憂したりする直也さんの姿は、とても新鮮で衝撃を受けました(ネトゲ廃人の姿は想定内でした)。
技術についてキリっと語るエンジニアの直也さん、自分の言葉で想いを伝えようと、文章でユーザーと向き合うブロガーの直也さん、ツイートした後で思い直してすぐ消してしまう、不安定さが安定の厨二な直也さん。
いささか美化しすぎましたが、最初に書店で目にしたインタビュー記事から想像していたよりずっと魅力的な人で、あのときの私の選択は正しかったのだと世界に自慢したい思いです(だからこうしてインターネットに書きました)。

私にとっての直也さんは、アルファギークが何人束になってもかなわない、たった一人の永遠のアルファギークです。